銭屋五兵衛は、幕末の頃活躍した海の豪商。一商人から一代で３４の支店と２００隻余りの船舶を所有し、日本だけではなく、鎖国時代にも関わらずロシアまで行き海外貿易も行っていた偉人である。晩年、河北潟（金沢の北西に位置する湖）の干拓事業を手がけたが、反対派の中傷による無実の罪で、一族は捕らえられ五兵衛は獄死、息子は磔（はりつけ）にされ、財産は全て藩に没収されました。そんな彼の生涯を映像と人形などで紹介するシアターや、彼が使用していた北前船を実物の１／４スケールで再現した模型、当時の商圏マップなどで体験できます。

銭屋五兵衛は、幕末の頃活躍した海の豪商。一商人から一代で３４の支店と２００隻余りの船舶を所有し、日本だけではなく、鎖国時代にも関わらずロシアまで行き海外貿易も行っていた偉人である。晩年、河北潟（金沢の北西に位置する湖）の干拓事業を手がけたが、反対派の中傷による無実の罪で、一族は捕らえられ五兵衛は獄死、息子は磔（はりつけ）にされ、財産は全て藩に没収されました。その銭屋五兵衛の本宅（本店として商売の拠点としていた）を一部移築し再現してあります。館内には公事私事を記録した「年々留」、船旗、オランダ製羅針盤、豪華な調度品など彼の遺品や一族のゆかりの品々が展示されています。